健康寿命の鍵 二つ目
「食事」
身体を温める食材を摂る以外では、何が重要か。
それは「過ぎたるは及ばざるがごとし」。
どんなものでも摂りすぎに注意する必要があるという。
「身体にいい食品に関して一番有名な研究で、
カボチャやにんじんに含まれる『β-カロテン』というビタミンの実験があります。
試験管やネズミの研究では、
β-カロテンを摂ると、
がんが発生しなくなるというデータが出たのですが、
これを受けてβ-カロテンを3倍量飲ませた治験を行うと、
肺がんの発生率が3倍に増えたというのです。
よかれと思って摂取しているものも、
このように摂りすぎるとかえって病気を引き起こしてしまうこともあるのです。
健康にいいと言われている
サプリメントやトクホなども同様。
これらはあくまでも「食品」。
どんなに摂っても病気を治すことはできないし、
同じものを食べ過ぎれば病気になる確率も高くなってしまう。
だからこそ、どれか1つのものを摂るよりも、
バランス良く、自分に合った食生活を心がけることが重要なのです。
自分に合ったものを取り入れて
習慣にできる方法を少しずつ増やすほうがストレス無く
長続きします。