2019年04月05日

『蛇より毒』



4月上旬、中国では「清明節」という祝日があり、



先祖のお墓参りをする風習があるが、



なんと「清明蔗、毒過蛇(清明のサトウキビは、ヘビより毒)」という言葉があるといいます。



20174月浙江省の女性は買ってから一晩たったサトウキビを食べ、



腹痛、嘔吐の症状が出て、意識がもうろうとし、失禁していた。



幸いなことに家族がすぐにみつけ、病院に搬送し、応急手当を受けたことで、危機を脱することが出来た。



20164月、山東省の男性は、サトウキビを食べる際、少し苦みを感じ、



酒かすのような味がしたが、気にせずにそのまま食べてしまった。



するとその晩、発熱、下痢などの症状に苦しんだ、などのケースが報じられている。



輸送方法、保存方法や環境が悪いとカビが繁殖し、



大量の毒素を発する可能性があるそうです。



サトウキビのカビは神経毒を発生し、体内に取り込まれると、



早ければ10数分、遅くとも10数時間で発症し、中枢神経系に大きなダメージを与え、



脳浮腫、頭痛、重度のけいれん、などの症状が出ることがあり、



最悪呼吸不全に陥り死に至る。



命を取り留めても、言語障害や運動障害などの後遺症を残すこともあるという。



中国メディアによると、中毒を起こす用量は、体重1キロあたり、12.5mg



つまり、体重60キロの成人であれば、0.75グラムで、



体重20キロの子供であれば、わずか0.25グラムの摂取で中毒を起こす恐れがあるそうです。



サトウキビの収穫は主に秋から冬にかけてであり、



不適切な貯蔵や輸送条件によって、カビが生えることがある。



さらに春になって気温が上がり始めると、更にカビが生えやすくなり、



中毒が発生してしまうというのだ。



このため

「清明のサトウキビは、ヘビより毒」



という言い伝えが広まったそうです。









posted by かっちゃん at 00:00| Comment(0) | 日記