2019年06月08日

『ジンギスカン』




いまや北海道の郷土料理として日本全国で食べられるようになりましたが、



ジンギスカンとはどんな料理なのか知らない人もまだまだいます。



ジンギスカンのルーツは



羊肉が食べられるようになったのは大正時代から。



日本が満州に進出した際に、



現地で羊肉が食べてられていたことがきっかけとなり、



羊肉が日本にもたらされました。



そして昭和に入り、羊肉を食べる文化が徐々に定着。



軍服を製作する際に羊毛が使われたり、



肉屋に羊肉が並び始めたりとの記録もあります。




ジンギスカンに使われる肉の種類は



ラム肉という言葉はよく耳にしますが、



同じく羊肉であるマトン肉はあまりなじみのない言葉です。



ジンギスカンのお店では主にこの二種類が扱われていますが、



具体的に何が違うのでしょうか。



ラム肉とは



ラム肉は生後12か月未満の羊の肉のことを指します。



なかでも、まだ母乳で生活していた羊の肉のことはミルクラムと呼ばれ、



市場にはほとんど出ない大変貴重なものです。



クセや臭みが少なく、羊肉独特の臭みにあまり慣れていない道民以外の人に好まれることが多いです。



見た目も比較的淡い色をしており、低カロリーが特徴です。



また、よく食べられるラム肉にメニューには、


ラムショルダー

ラム肩ロース

ラムチョップ

シシカバブ



などがあり、ジンギスカンではラム肩ロースがよく使われています。



マトン肉とは



マトン肉は生まれて2年以上が経過した羊の肉のことを指します。



臭みが強く好き嫌いがはっきり分かれる肉ですが、



脂の乗りが非常に良く、通にはこちらの方が好まれます。



かつては北海道で出されるほとんどのジンギスカンに、



このマトン肉が使われていました。



とはいっても、濃い味付けをしているお店も多いので、



臭みが苦手な人でもあまり臭いを気にせず食べられる場合もあります。



しかし、全国的にジンギスカンが有名になってからはラム肉を使う店が徐々に増えていき、



日本国内でのマトン肉使用量は、ラム肉の10%にも届きません。



羊肉の栄養素は



羊肉は必須アミノ酸を豊富に含み、



タンパク源としても非常に優秀な食材です。



加えて、体内に吸収されやすい鉄分をはじめ、



亜鉛やカルシウム・ビタミンBなど各種ミネラルも豊富です。



赤身はとても消化されやすく吸収効率が良いですが、



一方の脂肪は牛肉や豚肉と比べて融点が高いため体に吸収されにくくなっています。



加えて、羊肉には脂肪の燃焼効率を上げる



L-カルニチン」という栄養素が豊富に含まれています。



上記のとおり健康に良い側面もあり、



ジンギスカンは若い女性を中心に人気となっています。



北海道以外にジンギスカン専門店が急速に増えたのには、



おいしさだけではなくこのような理由もあったのでしょう。

 











posted by かっちゃん at 00:00| Comment(0) | 日記