2018年08月09日

『百日せき』




RSウイルス感染症や「ヘルパンギーナ」



夏風邪が全国各地で国の警報レベルを超えているなか



風邪だと思っていたら『百日せき』



今年1月から7月15日までの全数調査では、



3234人となっています。



百日せきは、



呼吸器に細菌が侵入することで起きる感染症で、



せきが長く続くことからこの名前が付けられました。



乳幼児が感染した場合は重症化しやすく、



死亡する恐れもあります。



ワクチンの接種など対策を取る必要があります。



百日せきは、百日せき菌という細菌が引き起こします。



この菌が気管支に入り、毒素を出します。



その結果、気管支が収縮するなどして



呼吸が苦しくなり、せきが出ます。



主な感染の経路は、患者のしぶきによる



「飛沫(ひまつ)感染」で、



菌の付いた手で触れることなどによる



「接触感染」の恐れもあります。





百日せきは、



〈1〉潜伏期間(7〜10日)



〈2〉かぜに似た症状の期間(約2週間)



〈3〉発作性のけいれんを伴う激しいせきが出る期間(2〜3週間)



〈4〉回復期(2〜3週間)の期間――に分けられます。



全体では2〜3か月になります。



かぜの症状から始まり、



次第にせきの回数が増え、程度もひどくなってきます。


 〈3〉の期間では、



顔を真っ赤にして激しくせき込んだ後、



息を吸う時に笛の音のような



「ヒュー」という音が出ます。



これは毒素によって息を十分に吸い込むことができないためです。



嘔吐(おうと)を伴うこともあります。



発熱はあまりなく、平熱か微熱であることが多いです。



1歳未満の乳児、特に6か月未満で

は、



症状がひどくなります。



呼吸ができないため体が青紫色になる



「チアノーゼ」



の症状が出ることもあります。



窒息や肺炎などの合併症によって死亡する場合もあります。



どう治すの?



 原因となる百日せき菌を取り除くため、



抗菌薬を投与して治療します。



症状を改善するだけでなく、



感染の拡大を防ぐ目的もあります。



学校保健安全法の施行規則では、



特有のせきがなくなるか、



抗菌薬による治療を開始して



5日が過ぎるまでが出席停止の期間と定められています。



 菌を除いても毒素自体は残るため、



せきはしばらく続きますが、



次第に少なくなります。



予防法は?



予防接種法に基づき、



百日せきと破傷風、ジフテリア、ポリオの



4種混合ワクチンが、



公費負担のある定期接種となっています。



厚生労働省によると、標準的なスケジュールでは、



生後3か月〜1歳の間に、



20日以上の間隔をあけながら



3回接種し、さらに1歳〜2歳の間に1回と、



計4回接種します。



ただ、ワクチンの効果は4〜12年で弱まると言われています。



全数調査によって9歳前後の患者が多く、



また、成人の患者も一定数存在することが明らかになりつつあるため、



さらなる接種時期の設定が必要かどうか、



厚生労働省で検討が行われています。

















posted by かっちゃん at 00:00| Comment(0) | 日記
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